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電車での旅

昨年末の話ですが。。。

昨年の12月24日、私は大阪に向かいました。
そのときの出会い、感じたことを書きとめておきたいと思います。

この日は連日の雪で全国的に電車のダイヤが乱れていました。当初はゆっくり地元を出発の予定でしたが、途中でなにがあるのかわからないので、予定より2時間早い電車に変更しました。切符を変更して、改札口で切符を見せると駅員さんがなにやら声をかけてくれました。でも、なんて言っているのかわからなくて、きっと私の乗る「雷鳥」が遅れているってことを言ってるんだろうな~なんて勝手に解釈していました。遅れているのは掲示板に書いてあったのでわかっていたのですが、問題は何分遅れているのかがわからないってこと。寒いホームで待っているのはつらいので、プレハブ(このあたりが田舎くさい・笑)の中で待っていることに。でも徐々に回りに人が増えてきて、この人たちも同じ電車を待っているんだろうなと思い、様子をウオッチング。みんな落ち着いているので、そんなに待たないんだろうとまたも勝手に解釈しました。電車は10分送れてホームに入ってきました。指定席だったので席に座り、隣に座っている人(学生さんと思われるかわいらしい女性)に軽く挨拶をし、いつものように本を取り出し読み始めました。30分位経ったら隣の人が私に何か訴えています。なんだろう?と口を読むのですが読みづらい…。かばんの中に入っている自作携帯用ホワイトボードを出して、「私は聞こえないので書いてもらえますか?」と言うと『トイレ』と書いてくれました。「あぁ!ごめんなさい。もしかして、ずっと呼んでた?」と言うと、うんと頷きました。今考えても申し訳ないと思います。トイレから帰ってきた彼女はそのホワイトボードに「ちょっとお話していいですか?」と書きました。「うん、いいですよ」と返事をして、初対面の彼女の話を読んでいました。彼女は20歳の学生さんで、この日は付き合って2ヶ月の遠距離恋愛中の神戸に住んでいる彼氏に会いに行くんだけど…という、恋の悩みでした。クリスマスに1人で電車に乗って会いに行くなんてうらやましいな~と思っていました。話を聞いていると彼氏は彼女を大事にしているようには思えなくて…。でも彼女は彼のことが好きで会いたくて、愛に行くんだからもしかしたら彼を振り向かせることができるかもしれないと思いました。若い人の恋の話を聞いていると、自分までわかくなった気分になりました。クリスマスプレゼントをまだ用意していないというので、ここで知り合った縁だから、大阪駅の大丸とかでプレゼント一緒に選ぼう!と約束をしました。そんな話をしていると京都の手前まで来ていました。普通なら停まらない駅で電車が停まりました。なにやらアナウンスがかかっています。私には聞こえなくてただ男の人の声がするだけです。隣の彼女に何を言っているのか聞いたら『京都駅が満車で入れません。しばらくお待ち下さい。お急ぎの方は急行で京都駅へ行ってください。京都駅では落雷防止装置の点検をします。』と言っていたそうです。その時点で、大阪についているはずの時間から1時間以上遅れていました。これ以上遅くなったら私も友人との待ち合わせに遅れるので乗り換えることを決心。ちょうど反対のホームに京都行きの電車が止まっているので「行こうか!」とすぐに乗り換えました。でも京都から大阪に行く電車がいまいちわからないのですが、人の波に乗り快速電車のホームに並んでいました。京都在住の友人にメールで聞くと私が並んでいるところで合っているようで安心しました。寒いねーって言いながら待っていると、先ほど乗っていた「雷鳥」が通過していくのが見えました。「あれ?え?なんでー?」と思いましたよ。おとなしく乗っていたら時間をロスすること無かったようです。でもあのアナウンスを聞いていたら乗り換えないとかなり遅くなるという印象を受けたので乗り換えたのに…と残念でした。なんとか大阪に着いて、彼女の彼氏へのプレゼントを選び、包装してもらっている間に私は子供達へのプレゼントを選んでいました。クリスマスなのに遊びに行っている私を許して!とちょっとだけ奮発しましたよ。お互い買い物が終わったので、彼女は神戸へ向かい、私は御堂筋口で待っている友人のところへ向かいました。

今回の旅で、出会いはどこにあるのかわからないんだなと感じました。たまたま隣の席に座っていた彼女に私はすごく助けられたし、彼女は私に話を聞いてもらって助かったと言ってくれました。こんな風にまったく知らない人と出会うことはあまり無いので嬉しかったです。彼女とはメールアドレスの交換をして、今でもたまに連絡を取っています。残念ながら彼氏とは縁がなかったようですが、かわいい彼女には彼女に似合う素敵な人とどこかで出会ってくれるといいなと思いました。

あと、聴覚に障害を持っているものとして気がついたのは、混乱時の情報保障です。「雷鳥」という電車は古くて新型の「サンダーバード」のように電光掲示板が取り付けられていません。私はできればサンダーバードに乗りたかったのですが、ダイヤが乱れているときの内容までは表示してくれるのかは疑問です。JRさんは切符を購入するときに手帳を提示すれば割引をしてくれますがそれだけです。車掌さんはたまにしか通らないし、声をかけづらい…。都会では電車が来るとか何分遅れているとか掲示されますけど、田舎ではなかなかそこまでいきません。私の理想の電車は山手線のドアの上の表示です。見ていて飽きないし(宣伝ばっかりだけど)わかりやすいと思います。

社会福祉協議会へ行ったときに聴覚障害者の担当者の方とこの話をしていたら、市役所の最寄の駅には聴覚障害者からの要望を受けて電光掲示板を設置してあるとのこと。金沢のバスは聴覚障害者からの要望を受けて、次のバス停を電光掲示すようになったことなどを聞きました。そういえば要約筆記だったか、手話入門のときに聞いたような気がするわ。そうやってこちら側の要望を受け入れてくれたのは嬉しいことですね。要望のパワーがすごかったんだろうなと思います。私は高校生の頃以来その駅には行っていないので機会があったら見に行きたいと思います。

私が使う駅は温泉へくるお客さんがたくさん利用する駅です。
「バリアフリー化」の一環としてまずはホームから出口まで車椅子の方が利用しやすいようにとエレベータの設置がされました。でも、駅そのものの構造が古いのでエレベータを降りてから改札口までは短いスロープを2往復ほどすることになります。それも傾斜が急なように感じます。お金のこともあるのでしょうからあれもこれもとは言えませんが、社会全体のバリアフリー化は、まずは身体障害者として一番目に付きやすい車椅子の方のためのことから入るという風になっているような気がします。今までどれだけ車椅子の人たちが不自由をしてきたかを考えると当たり前なんですが、障害者は車椅子の人達だけではありません。目に見えなくても障害を背負っている人はたくさんいます。障害者手帳がもらえない障害だってたくさんあるのです。すべての人が利用しやすい公共施設はなかなか作れないだろうけれど、1人でも利用しにくいなと思う人が少なくなるように努力していただけたらいいなと思います。
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